• 01/31/2026

静かな森と都市の明かり・・・ グローバルな政治経済秩序を考える

新しい平和と繁栄の条件。国境を超えて、市民にふさわしい秩序を築く。  グローバルな政治と経済のダイナミズム、国際政治経済学を学ぶ人のために。

国民国家はヨーロッパの自然な政治的特徴ではない。国民国家は、ごく最近(アメリカ合衆国自体が建国されたのと同じように)創設されたものが多い。さらに、国民国家は主に流血によって創設された。その結果、こうした想像上のアイデンティティがさらなる惨事を引き起こしたのだ。 

EUは、同じ過ちを繰り返さないよう管理し、理想的にはその可能性を排除するために創設された。協力と自由市場は戦争よりも優れているという考えだった。 

国家安全保障戦略(NSS)は、政権そのものの原動力となっているもの、つまり、人口構成と文化の両面で変化してきたアメリカに対する燃えるような憎悪を、ヨーロッパに投影したものと言えるだろう。 

各国は国境を管理しなければならないという点には同意する。各国の価値観は普遍的かもしれないが、市民権は世界中のすべての人に開かれているわけではない。しかし、自由民主主義は道しるべとなり得る。何世紀にもわたって苦難を伴い(そしてしばしば偽善的に)築き上げてきたのは、まさに偉大な文明である。それは、個人の自由、市民の平等な権利、法の支配、知識の追求、そして公正に選出された政府という理想に基づいている。これらはいずれも人種や宗教に根ざしたものではない。しかし、自由民主主義の国民は皆、これらの価値観を受け入れなければならない。 

FT January 14, 2026 
The Maga war on European democracy 
Martin Wolf

By onozn

大学で30年教えたあと、2025年春に定年退職しました。社会とのかかわりを模索中です。できることなら多くの街で仕事を経験したい。 「IPEの果樹園」を継続し、世界の政治経済に生じる変化を追いながら、本当に好ましい生活と社会の在り方を探そうと思います。

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