一方、トランプ大統領自身は集中力を失い、持ち前のユーモアとカリスマ性を失い、年齢を感じさせている。最近の写真では顔色が悪く、疲れ切った様子で、カメラの前で目を開けているのもやっとといった様子だ。政策よりも、巨大な宴会場の建設に関心があるようだ。彼の二期目の政権を取り囲む、陰謀を企む詐欺師、人種差別主義者、日和見主義者、ペテン師たちの顧問たちが、明らかに実権を握っているが、彼らの意見は必ずしも一致していない。この老人は永遠に存在するわけではない。共和党員たちは、彼がいなくなったらこの国が、そしてさらに重要なのは、自分たちのキャリアがどうなるのかを想像し始めている。
トランプがレームダックになったとか、共和党が彼によって与えられたアイデンティティから離れつつあるなどと言うのは、大げさで時期尚早だろう。しかし、彼の影響力が衰えつつある兆候は至る所で見受けられる。
共和党は2026年に向けて反トランプ感情の強い逆風に直面し続け、トランプ氏自身も支持率が低下し、負債が積み上がり、要求を妥協したり忠実な共和党員に報いたりする姿勢を見せないことから、共和党議員の多くが退陣を模索するだろう。一方、マガ(共和党の陰謀論)は自らの勢力を蝕み始めており、エプスタイン、反ユダヤ主義、経済問題をめぐる内紛が、トランプ氏の側近たちを徐々に敵対させ、権力争いを繰り広げている。トランプ時代はまだ終わっていない。むしろ、その逆だ。だが、私たちは次の段階の始まりを目撃しているのかもしれない。それは、暗く、血みどろで、好戦的な継承争いとなる可能性が高い。
The Guardian, Wed 3 Dec 2025
Cracks have emerged in the Maga coalition
Moira Donegan